きつねの音楽話

老人性古本症候群を患った若者の徘徊ブログ

【一日一時間でいい】堅実な勉強・練習計画をたてたい。

機運がそうなってきたというか、とにかく僕の気力は体調の回復とともにうまく充実してきて無謀にも何もかも全部こなしてやりたいという気持ちがあります。

ここ最近は特に、このブログにもたびたび書いてきたように、楽器の訓練を再開するというので、楽器を修理したり楽譜を調達したりと準備をしてきました。

それで、さて練習しようと思ったらちょっと困ったことがあります。

どう練習しようか。

 

勉強計画をたてる

ヴァイオリンは基礎の訓練を一通りレッスンでみてもらい、(超絶技巧以外は)自立してやっていけるだろうと思われるので、ひとまずいいとして、問題はピアノ(もちろんそのうちに正規のレッスンを再開する必要はあるだろうと思う)

というわけで先日ピアノの先生に会って相談してきました。

 

近くのケーキ屋でコーヒーを飲みながらピアノのお話(僕はこういう時間が一番好き)

楽器のこととか、使う楽譜のこととかまあ色々と相談しました。

で、練習のことです。

前はいまよりも時間があって、ピアノの練習に一日2時間も3時間もかけてやっていました。

それに前は訓練するものがピアノの他、ヴァイオリン、音楽理論(和声・対位法)、英独語くらいしかなかったのでそれほど時間を気にせず練習することができました。

 

でも今は時間が前よりないし、この記事に書いたようにやりたいことがたくさんある。

fuchssama.hatenablog.com

少なくともフランス語と文学的訓練はねじ込みたい。

そうするとなかなか厳しいものがあります。

 

ピアノの先生は

「一日一時間でいいと思う。」

といいました。

始めは一時間じゃたりないのではと思ったのですが、先生はルービンシュタイン(大ピアニスト)の訓練を引き合いに出して提案してくれました。

「ルービンシュタインは一日の初めに24調のスケールとバッハを必ずこなしてから練習に入ったんだって・・・」

つまり、どんなときも必ずこの核になる訓練をこなしてから、他の必要な訓練にとりかかったというわけです。

 

一日一時間でいい、というのは一日一時間で練習をやめるというのではなく、

一日一時間は必ずやる

という意味なのです。

そう考えると実は意外と難しい。

僕の練習の核になる教本(プレディ)にも、音楽を楽しみにする人も一日一時間必ず練習しなさいと書いてあります。(職業にする人は一日四時間)

僕の私淑するドイツ語の大先生は「一日五分でいいから毎日続けること」を上達の条件にあげていましたが、一日五分でさえ毎日やるとなると並の人(覚悟)ではできません。

ピアノの練習計画

ピアノは先生の提案とルービンシュタインに習って計画を経てました。

はじめは少ないと思った一日一時間でさえ、毎日確保するとなるとこれが本当に難しいのでとりあえずは30分の練習を必ずこなすことにしました。

内容は

・指の訓練

・24調の2オクターヴのスケールとアルペジオ(気分がのれば半音階等)

・オクターヴの訓練

・練習曲

・バッハ

に定めました。

これらを最短でやるとだいたい30分くらいになります。

ちゃんと見るとおよそ一時間かかります。

そのほか高度の訓練は時間がある時にこなします。

 

一緒にヴァイオリンの練習計画も経てました。

・体操

・指とポジションの訓練

・4調(2長調+2短調)の3オクターヴのスケールとアルペジオ

・練習曲(目下トリルの訓練)

 

これも30分が目安

スケールとアルペジオがピアノより少ないのは、それ単体に関してはヴァイオリンの方が難しいからです。

だいたいこれにモーツァルトが加わります。これは訓練のためというより僕の趣味ですね笑

 

このように毎日必ずやることをかっちり決めたのですが、決めてから2週間以上、家を出ているなど仕方ない場合を除いて毎日続いています。

無駄な時間が減って集中できているように思えます。

勉強計画

楽器の訓練は決めてしまって続いているのですが、他の勉強のほうがまだ決まっていず、毎日不定にだらだらこなす状態(やったりやらなかったり)が続いています。

ちゃんと決めていないからやらないような気がするので、この際に決めてしまいます。

 

考えてみると、楽器の訓練法というのは洗練されたものがあって、大先生がつくったものに従っていればそう大きく道を踏み外すこともなさそうです。

が、勉学のほうはちょっとむずかしい。

 

語学について考えてみると、

もっとも少ない量の勉強、例えば一日一文読む、などが考えられますが、一日一文をいくら続けてもそう上達はしないでしょう。よほどためになる文を器用に集められれば別でしょうが。

では一日どのくらいの量をノルマとして課すか?

上のドイツ語の大先生によると、その先生が仏語を始めたときは一日30頁ほど仏語を読むというのを2年間くらい続けたらしい。

そしてその時点で仏語学校の先生になったという・・・

 

これは天才的な頭脳のもちぬしの例です。まず普通は30頁(ページ)も一息によめるものじゃない。本の版型にもよるでしょうが、日本語ですらなかなか大変なものです。

そうすると10ページくらいだろうか?10ページも大変そうだ笑

 

反復練習が主の楽器練習と違って、次々に新しい言葉にぶつかり続ける語学は量だけで決めると時間のほうの予測がつかないと見えます。

そうすると一日にこなす時間から決めたほうがいいのか?

総勉強時間を考えてみる

楽器の訓練も30分にこなせる量というのを元にして決めましたから、語学などの訓練も時間を元にして考えて見ます。

 

読書(小説)

国語学

古典

漢学

英語

独語

仏語

提琴

洋琴

 

でそれぞれ30分の勉強時間を設けると・・・

30分×9科目=270分=4.5時間

ノルマが4.5時間というのはなかなかのものですが、まあやってみようかな。

国語学に関しては僕が全くの素人で、勉強の計画が立てにくいのでこれから考えていくつもりです。

 

ヴァイオリンとピアノの訓練はだいたい毎日の一番最初にやってしまうので、

古典(+国語学)+漢学+英語+独語+仏語の2時間半(+α)をどこかで確保したいのですが、2時間半と考えると”無限読書地獄”をすれば(苦しみながらも)容易に達成できそうです。

小説は寝る前に飽きるまで読めばいいでしょう。

何を読むか?

一日30分は必ず取り組むという稚拙な練習計画をみせたところで、何を読むかという問題が解決できていません。

まあ暫くの間はこれまでとりくんできたものをやり終えるまでやってみて、この計画の良悪を判断しましょう。

 

読書 「三四郎」があと少しで終わる

国語学 目下気になる項目を拾い読み

古典 土屋文明の万葉関連の本 万葉集は非常に面白いです。次は徒然草か、枕草子・・・多分枕草子を読みます。

漢学 最近は李白の長い詩をよく勉強していました。漢詩を続けて読む。

英語 19世紀後半のイギリスの詩人の作品を四季をテーマに集めた詩集を読んでいます。ちょうど夏に入ったところ。薄めの本なのでそんなにかからないと思われる。

独語 先生の知り合いで、僕も知っている陶芸家の、お兄さんが彫刻家で、その人がドイツで展覧会をやったときの新聞記事を翻訳するという課題が出されている。あと最近持ってきてくれた新約聖書の現代語訳をざっと読んでしまうという課題がある。

仏語 例の「星の王子さま」 一ページ読むのに何回辞書ひくんだという力技読書をやっている最中。

おわりに

楽器の練習計画をたてたら、これが意外とよかったので他の勉強もたててしまおうと書き始めましたが、あまりうまく行きませんでしたね。笑

楽器の練習というのは上に書いた通りもう殆どスタイルともいえるようなものがあるので、ただ各練習を当てはめれば済みました。

語学なんかの勉強計画ってのは難しいものですね。英独はもう単語暗記という段階でもないですし。

 

僕の場合は修行が生きがいみたいなところがありますから、一日何時間も勉強することになっていますが、読者のみなさんで何か続けたい人があれば、一日30分くらいをノルマに続けてみてはどうでしょう。30分じゃなくても、5分でも毎日続けられれば必ず成果がでるんじゃないでしょうか。

ノルマ(毎日必ず)〇〇分+時間のあるときはさらなるお勉強

このやりかたおすすめです。