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きつねの音楽話

老人性古本症候群を患った若者の徘徊ブログ

時代遅れが時代遅れでなくなる瞬間

僕は髪を切るのがどうも苦手で、いつも先延ばしにしてしまうのだが、少し前決心して髪を切りに行って来た。

そういうところでは客の入り具合やらなにやらで、例の雨合羽みたいなのをかぶせられたまま待たされることがある。

僕は鏡の前に用意されるような雑誌はほとんど読まないから、待たされるときのために何か本を一冊持つようにしている。

僕は用心深いのだった。

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