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きつねの音楽話

老人性古本症候群を患った若者の徘徊ブログ

ことば-読書

白雪姫を英独で読み比べてみる【グリム童話】

今週のお題「読書の秋」 僕は外に出るときほとんど必ず何か本を持ってでるのですが、その外出が長くなるときは何を持って出るかよく考えます。 この間遠出したときはあまり難しいものだと手につかないだろうと思われたので、易しい読み物を持っていくことに…

川端康成のノーベル賞受賞記念演説「美しい日本の私」を読む

前の記事『小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の「怪談 Kwaidan」を読む』で、ハーンの「怪談」のことを書いた。 「怪談」は日本の風土や、日本人の心をよく表したものだが、もっと直接に日本人の心を表したものをつい最近読んだ。 川端康成の「美しい日本の私」である。

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の「怪談 Kwaidan」を読む

古本屋でなにげなくみた本の中に小泉八雲のことが書いてあった。 その英語の美しさについてである。 僕はまだ読んでいなかったけれど、岩波文庫の「怪談」の翻訳をもっていることを思い出して、原作が手に入るまでに翻訳のほうを読んでおこうと思った。

ヘッセ作 春の嵐から「Nacht 夜」をドイツ語で読む

ヘルマン・ヘッセ作ゲルトルート(春の嵐)から「夜」を原詩で読みます。簡単な解説つき

漫画ならではの面白さを見つけたい(ムーミン・コミックスを読む)

漫画特有の面白さをムーミンコミックスでみつけたい。ムーミンコミックスについて紹介します。

「幸福な王子」は英語のリーディングにも子供の読書にもおすすめ

最近暗誦の訓練だけはしていたんですが、まとまった英語を読んでいないなあと思って、積読コーナーの前で何か読めそうなものはないかと探しておりました。 迂闊にシェイクスピアなどとってしまうと大変なことになるので、そういう難しそうなのはさけて、なる…

社会で成功するには卑怯者でなければならないのか(二葉亭四迷の「浮雲」を読む)

前回の『漱石の「草枕」を読む』を読むからやや時間がたち、まあその間に読書に関する記事をふたつほど書きましたが、今回はどこかで書いたとおり二葉亭四迷の「浮雲」について書きます。 二葉亭四迷というと、学校でならったときにその名前が「くたばつてし…

人の世は住みにくいと思う人は読んでみるとよいかもしれない(漱石の「草枕」を読む)

fuchssama.hatenablog.com 前回の山登りの話は一応独立させはしましたけれど、僕の中ではちょっと面白い繋がりがありました。というのも『一葉の「たけくらべ」を読む』で書いた通り漱石の「草枕」を読んでいたからです。 まあ無理に繋げる必要もないのです…

これはものすごい立派な文章で書かれた青春小説です。(一葉の「たけくらべ」を読む)

どうも、きつねです。 前回この記事↓で予告していたとおり、今日は一葉のたけくらべについて書きます。 fuchssama.hatenablog.com

へえ、恋ってこういうものなの?(藤村の「若菜集」を読む)

どうも、常にうつらウツラしているきつねです。 『【タイトルオチ】要するにみんな僕と一緒に楽しく読書しようということがいいたい。 』 この記事で読書を推奨したものの、それだけではあまりに観念的で、わざわざ読んで気分を害してくださったかたにとって…

都会人にこそ改めてみてほしい「アルプスの少女ハイジ」 僕とハイジの話

最近「ハイジ」の原作を読んでいた。 うまくドイツ語版が手に入ればよかったのだが、その前に英語版を手に入れたので英訳で読んだ。 パフィン版で300ページ位の結構長い話である。

猫背だった僕の姿勢をよくし、ついでに肩こりまで治るという最高の結果をもたらした本

あーどうもきつねです。 肩こりや頭痛で悩んでいる人は多いですよね。 僕も数年前まで酷い肩こりと頭痛に悩まされていました。 今回は僕がそんな肩こりと頭痛を改善するきっかけになった本を紹介します。