収穫したハーブ(カモミール)でハーブティーをいれる
年のうちに春はきにけりとかなんとか言っていたのが昨日のようですが、もう夏がやってまいりました。
いやあ、春というのは本当によいものです。
僕は春が一番好きです。
春の面白さのひとつはやはり”芽生え”です。
庭いじり好きの僕としては一番わくわくする季節です。
去年落ちた種や、残った枝から芽がでるのを見たり、あるいは手元にある種を新たに蒔いてみたり・・・
これまでも植物の話は幾度かしましたが、今日は庭とそこに植わっている植物を紹介します。
(実は今回の写真はかなり前に撮りためたものです。ブログ更新遅くなりました・・・)
ハーブの収穫&ハーブティー作り
僕が庭いじりに凝りはじめて始めにやったことのひとつがハーブを植えることでした。
色々と使えそうだったからです。
この画像は僕が植えたカモミールです。
他にカモマイルとか、和名ではカミツレと呼ぶようです。
栽培されるものは幾種かありますが、僕が植えたのは最もよくみるジャーマン種。
他にダブルフラワーカモミールというのも植えたのですが、庭荒しに抜かれてしまいました。
ジャーマンカモミールは一年草(春に発芽して秋に枯れる)ですが、強い植物で、種でどんどん殖えます。
僕が植えたのも最初の一回きりであとは勝手に毎年でてきます。
絶やさないようにではなく、殖えすぎないように管理する必要があります。
去年かなり多くなったので、花を刈って数を調整しました。
カモミールはよくりんごに例えられますが、いい香りがして、ティーや入浴剤などにつかえます。
ジャーマン種は花を摘み取って乾燥させて使います。
ティーにするのは摘みたてのものでもよいですが、乾燥させたほうがおいしいようです。
花の黄の部分が半球になったころに収穫します。
これは収穫してから数日たったものですが、もうすこし待ってから収穫してもよかったかもしれません。
まだ生乾きですが、ティーにしてみました。
乾燥させてからすぐ使うよりは数週間熟成させたほうがよりおいしいらしい。
でもこれでも十分よい香りがします。
味はすっとするようなさっぱりした味。
飲み慣れない人はミルクをいれると飲みやすくなります。
就寝前や、眠れない夜に飲むとよく眠れます。
カモミールの効能・効用は
沈静・かぜ・保湿・解熱・抗アレルギー
など
また冷えや生理痛(特にダブルフラワーカモミール)に効果があるので女性によいハーブかもしれません。
煮出してお風呂にいれたり、ヘアリンスや化粧水として使うこともできます。
保湿のほか消炎や皮膚を柔らかくする効果があるようです。
ちょうどセージも咲くころなのでセージ君も紹介しましょう。
毎年この時期に美しい花をみせてくれます。
セージは常緑小低木で一応”木”なので同じ株からずっと収穫できます。
咲いているところ非常に申し訳ないが、数本いただきます・・・・
右はミニバラ(最近ほったらかし気味なので成績が悪い)
ハーブはこんな感じで、風通しのよいところで陰干しします。
奥はレモンバーム(レモンのような香りがするハーブ)
セージの利用法は広く、なんにでも使えます。
腐敗・酸化を抑えるので料理、とくに肉料理によく使われます。
乾燥させたものは香りが強くなるので、摘みたてのもののほうが使いやすいようです。
ティーにする他、オイルやビネガー(酢)に漬けて使うことも出来ます。
買ってきた花もドライフラワーにするといいですよ。
このあじさいはしばらく飾った後、しおれるのを見かねて干すことにしました。
(ドライにするときは水のあがった新鮮なもののほうがよい)
というのであまりよい仕上がりではありませんが、まあこれはこれでよいのではないでしょうか。
今年も全くテキトーに種蒔したので、庭や畑はそのうちまた報告します。
初めて小豆を植えてみました。
最後に一応書いておくと僕の植えたカモミールの種はサカタのタネ(どこでも売っている)です。
庭が無い人でもこんな感じの栽培セットで、室内で育てることもできます。
(最近ちょっと流行っているらしい)
栽培なんて無理って人はもういっそ農家を頼るという方法がありますね笑
なんにせよ、たまには既製品ではなくて、お茶も入浴剤も手作りしてみてはどうでしょうか。
ではまた次回、オールヴワール